kykの日記

特に無し

「俺」か「私」か?

久しぶりの更新ですが、今回はある告白をしたいと思います。中身は割とドロドロとしたものなので興味がある人だけに読んで頂ければ幸いです。

 

 特に最近、ずっと自分の頭の中でグルグルとしていたことです。「俺」なのか「私」なのか。こうして文面に起こすことに決めたのは、最近YouTubeの動画で、とある声優さんが自身の性についてカミングアウトしたのを観たからでした。自分は今まで、誰に対しても「本当の自分の根底にある気持ち」を教えたことはなかったと思います。何故なら、それはともすれば引かれる内容だったからです。(この場では多少濁した言い方にはなりますが)
 さて本質的な内容に切り込んでいきます。「俺」か「私」か?-自分には1つの大きな願望があります。それは女性になって性的に被虐的な行為をされたいということ。わかりやすく言うならば、女性として性的に虐められたいということです。そう願うようになったのは、2次元のアダルトな画像を収集するようになってからでした。そこに写る女性は男性に虐げられていました。その様な画像ばかりを集めて、眺めて、愛でているうちに、自分の心の中に「虐められたい」という気持ちが芽生え、根を張り、大きな物へと成長していったのだと思います。その気持ちをアダルトなボイス作品で間接的ではありますが、叶えようと考えました。その内容が、男性が女性の身体に作り変えられ、性的に虐められるというものでした。その作品を聴いているうちに、頭の中に自分の一人称は「俺」なのか、「私」なのかという疑問が浮かび上がったのです。生まれて、思春期を経て、自分の一人称はずっと「俺」でした。しかし、先程説明した願望、ボイス作品の影響から自分の一人称に迷いが出てしまったのです。その果てに、自分は女性としての身体に変わりたいのか考えたりもしました。しかし、金銭的な問題、自分の男としての身体に対して持ってきた生来の愛着が躊躇させました。当然のことながら、この様な考えは恥ずかしいと自分ではっきりと思っているのでここで初めて他の誰かに告白することです。
 さて、ここまでは趣味嗜好がメインの話でした。では、性自認は?これがまた非常に悩ましい問題です。自慰行為をしている時に、「自分も画像の中の女性のように犯されたい」とか、マンションのエレベーターで偶然乗り合わせた引越し会社の制服を着た男性を見て、「あ、この人みたいな男性に囲まれて、性的に虐められたい」と考えたりするあたり、自分の性自認は女性なのではないかと考えたりしたわけです。でも、その考えはあくまで、自分の趣味嗜好の延長の結果ではないだろうか、「偽り」の考えではないかと思う自分がいました。故に、「俺」なのか、「私」なのかと悩む結果に至ったのではないかと自分で自分を考察したのです。そのように考える一方で、自分は男性でもなく、女性でもない「超越した」存在になれば良いのではないかとも思ったこともあります。
 このように字面に書いたことで胸の中のつかえのようなものが取れた気がします。とはいえ、答えが出たわけではありません。自分は男性としてありたいのか、女性としてありたいのか、、それは今の自分に出せる答えではないと思います。ここまで読んでくださった方には感謝したいと思います。ではまた。